カフェに電話番号は必要?携帯電話じゃダメ?お得な契約方法は?
カフェが、お客様から連絡を受ける方法。
この行為に対して、現代社会では、スマホやガラケーという携帯電話、メール、LINE、SNSといった、様々なツールが用意されています。
そして、忘れてはいけないのが、今回の議題になる電話番号の取得が必要になる固定電話。
果たして、必ず用意しなければいけないものなのでしょうか。
考えてみましょう。
カフェに電話番号は必要なのか?
カフェに電話番号は、絶対に必要というわけではありませんが、あったほうがよいと考えます。
理由はいくつかあります。
電話番号による安心感
今や携帯電話の普及により、誰もが「090」や「080」「070」といった番号から始まれば,、携帯電話の番号だとわかるようになりました。
実際、固定電話がこれらの番号から始まるのであれば、電話番号が必要という、この記事の考えは傾きます。
なぜかと申しますと、自分が取引先の人間だと考えてみてください。
名刺を見たときに、電話番号が携帯の場合、ほとんどの方が「ん?」と感じます。
さらに、開業したカフェの組織を法人化などしていたら、法人という冠が逆に作用し、もっと怪しい印象を与えてしまうことになります。
法人なのに、電話が携帯電話というのは、ものすごく怪しい。
「今の人達はそこまで感じない」という意見もあるとは思います。
ですが、取引をOK出すかどうかは、必ずしも若い人間ではありません。
それこそ、「パソコンは若い者に任せた」とか、「スマホは持っているけど、使用するのは電話のみ」みたいな、古い人(大変失礼ですが)が、最終判断を下す場合もあります。
事業内容に興味はあるけど、信頼が乏しいと判断され、取引ができなくなってしまう可能性があります。
後述しますが、電話番号は高い買い物ではありませんし、ネットとセットにすると安く上げることも可能です。
お金で信頼が買えるのであれば、そんなに高い買い物ではないのでは?と考えます。
安心した連絡手段として使える
予約の電話が入ってきました。
どんなコースがあったり、どんな料理が食べられるの?と、質問を受けている間に、こちら側の携帯電話の電波状況が悪く、途中で切れてしまいました。
掛け直そうとしますが、相手は非通知でした。
ここで折り返しの電話が掛かって来ると思った方は、危機管理が足りません。
もしも、説明を受けた内容が気に入らなければ、折り返しかかってくることはないでしょう。
当然です。
しかし、電話がそのまま繋がっていていれば、相手を説得するチャンスがあったかもしれません。
携帯電話の電波状態は、かなりよくなっていますが、今だに通話中に切れるということは多々あります。
これでは、ビジネスチャンスを自分から捨てているようなものですので、安定して通話のできる固定電話による通話のほうが安心です。
仕事とプライベートの分離
仕事用とプライベート用とで携帯を分けるというのであれば、この項目は該当しませんが、もしかして、1台で使いまわそうとしていませんか?
これは辞めたほうがよいです。
どこの組織が、会社と個人の携帯を一緒くたにしてしまっているでしょう?
仕事用の携帯が必要なのであれば、逆に会社から支給されるというのが大半でしょう。
1台で使いまわすことは、多大なリスクを背負うことになります。
まず、私用で掛かってきた電話なのか、仕事で掛かってきた電話なのか、判断が難しくなります。
カフェの予約の電話なのに、「もしもし」(登録されてない電話番号から電話が来ると大半の人は名前を名乗らないと思います)と出てしまっては、ちょっとやっかいなお客様の場合は、クレームの元になるでしょう。
それに、携帯をなくしたり、壊してしまったときに、友人関係などの登録していたアドレスや電話番号とともに、カフェの仕事上で必要な電話番号なども同時に失うことになります。
このリスクを分散するためにも、分けたほうが無難です。
ついでに言うと、メールも携帯で行っていますという場合、さらにリスクが生じます。
もしも、ウィルスに感染した場合、自分のデータだけでなく、お客様や、取引先とのメール内容まで流出してしまうかもしれません。
これは、パソコンを使用していても同様なのですが、案外携帯もウィルス感染があるという部分を甘く見られてる方がいらっしゃいますので、いちおう申し添えます。
では、電話番号はどのようにして手に入れればいいの?
ここで、電話番号の入手方法を説明します。
代表的な方法は2つです。
電話加入権を手に入れるか、ネット契約のセットで手に入れるかです。
カフェにネット環境がない、ということはほとんど考えられませんので、ほとんどの方が後者で契約の形をとると思いますし、そちらのほうが安いです。
前者の「電話加入権」ですが、やりようによっては、とんでもない格安の値段で手に入れることができますが、NTTの公式では、36,000円という、ぼったくりに近い金額設定になっています。
なぜ、ここまで言い切っているかというと、市場価格はここまで高くないからです。
今、ネットで検索したら、楽天で加入権が販売されています。
金額は10,000円〜13,000円くらいというところです。
中古販売業者なども存在するみたいですし、購入先は様々あります。
そして、一番の穴場になるものがあります。
公的機関(税務署や市役所など)の差し押さえ物件の公売による入手です。
NTTでは、だいぶいい値段設定をしていますが、本来の価値はそこまでありません。
昔であれば、公的機関も「まずは電話加入権を差し押さえ」という手法を取っていましたが、現在の価値を考えると、あまり行っていないかもしれません。
ですが、ここで公売されるような形が取られると、市場の価格よりもはるかに低価格で購入することができますので、少々気にかけていてもよいかもしれません。
公売の有無は、たまに地方紙などになるかもしれませんし、その公的機関に掲示されるかもしれません。
興味のある方は、探してみてもよいかもしれません。
しかし、こんな面倒なことを考えなくても、カフェにネット環境を引くのであれば、ネット経由での電話の契約、「光でんわ」のようなものが面倒でなく、一番簡単です。
自分の加入するプロバイダーなどにより金額が違うと思いますが、いかんせん、手続きが楽です。
ネットの申し込み時に一緒に申し込むだけです。
この電話の場合は、電話加入権のようなものは存在しませんので、わずらわしさがありません。
ネット環境があるのであれば、こちらを選択しましょう。
まとめ
「カフェに電話番号は必要?携帯電話じゃダメ?」ということで、説明しました。
電話番号を手に入れることにより、商売に一番大切な信頼を手に入れることができます。
逆の立場に立ったとき、その会社と取引をしようと考えたときに、電話が携帯だとちょっと不安になってしまいます。
これでは、カフェの信頼度がマイナスからスタートすることになりますので、ぜひ電話番号は手に入れておきましょう。
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